PDFファイルを翻訳するにはどうすればよいですか?
本記事では、PDFファイルの翻訳に関する次の内容を説明します。
- 元の書式を維持して、PDFファイルを丸ごと翻訳(ウェブ上の翻訳ツール、デスクトップアプリ、API)
- 元の書式を維持せず、PDFファイルから抽出したテキストのみを翻訳(デスクトップアプリとモバイルアプリのみ)
- PDFファイルの翻訳の品質
- 翻訳後にPDFファイルではなく.docxファイルをダウンロードする場合
元の書式を維持して、PDFファイルを丸ごと翻訳(ウェブ上の翻訳ツール、デスクトップアプリ、API)
PDFの書式を変えずにファイルをそのまま翻訳したい場合は、文書翻訳を使うとPDFファイルを丸ごと翻訳できます。
ウェブ上の翻訳ツールのDeepLアカウントをお持ちでない方は、文書翻訳をご利用になれませんのでご注意ください。
月払いで利用できるファイル翻訳の数は、登録プランによって異なります。
PDFファイルを丸ごと翻訳するには、文書ファイルの翻訳画面を開いてください。
- ウェブ上の翻訳ツールでは「ファイルの翻訳」をクリック
- Windows向けのアプリでは「ファイルの翻訳」をクリック
- Mac向けのアプリでは「文書ファイル」をクリック
PDFファイルを丸ごと翻訳する場合、テキストは欧州経済領域内でのみ処理されます。詳しくはこちらをご覧ください。
APIリクエストでもPDFファイルを丸ごと翻訳できます。
元の書式を維持せず、PDFファイルから抽出したテキストのみを翻訳(デスクトップアプリとモバイルアプリのみ)
元の書式を維持せずにPDFファイルを翻訳したい場合は、Windows / Mac向けのアプリまたはAndroid / iOS向けのアプリで翻訳してください。
この方法ではPDFファイルからプレーンテキスト形式のデータを抽出して翻訳します。元のファイルの写真や画像は翻訳出力に含まれませんのでお気をつけください。
デスクトップアプリでPDFファイルを翻訳するには、ファイルをテキスト翻訳画面(Windows向けのアプリでは「テキストの翻訳」、Mac向けのアプリでは「テキスト」)にドラッグ&ドロップしてください。別の方法として、Macの場合は「文書ファイル」、Windowsの場合は「ファイルの翻訳」で、「ファイルを選択する」をクリックすると翻訳するPDFファイルを選択できます。
ファイルからテキストを抽出して翻訳するか、ファイルを丸ごと翻訳するかを尋ねられます。Windows向けのアプリでは「テキストのみ」を、Mac向けのアプリでは「テキストを抽出」をクリックします。
ファイルをドラッグ&ドロップすると、抽出したテキストが原文欄に挿入され、ご希望の言語に翻訳されます。ファイルの書式は維持されません。
モバイルアプリでPDFファイルを翻訳するには、フォルダのアイコンをタップしてファイルを選択してください。ファイルから抽出したテキストが原文欄に挿入され、ご希望の言語に翻訳されます。この際、ファイルの書式は維持されません。
モバイルアプリでPDFファイルを翻訳する方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
PDFファイルの翻訳の品質
PDFファイルは光学的文字認識(OCR)で読み取るため、翻訳の際にエラーが多く出ることがあります。
.docxファイルまたは.pptxファイルから変換したPDFファイルの翻訳結果に満足できない場合は、変換前の形式のファイルで翻訳をお試しください。
カスタマイズしたフォントや大きなサイズの画像があると、翻訳の品質に影響が及ぶことがあります。可能な限り視覚要素の少ないファイルをご用意ください。
スキャンしたファイルを翻訳する際は、スキャンの精度により翻訳の品質に影響が及ぶ場合がありますのでご注意ください。
翻訳後にPDFファイルではなく.docxファイルをダウンロードする場合
DeepL Pro AdvancedまたはDeepL Pro Ultimateプランの場合、翻訳後にPDFファイルの代わりに.docxファイルをダウンロードできます。この機能は現在、ウェブ上の翻訳ツールと Windows版DeepL アプリでのみサポートされています。
PDFファイルの翻訳後、ドロップダウンメニューに「ダウンロード」ボタンが表示されます。
「ダウンロード」ボタンをクリックすると、翻訳ファイルの形式を選択できます。PDFファイルをダウンロードするには、「PDF形式でダウンロード」をクリックします。翻訳を.docxファイルとしてダウンロードするには、Word (.docx)をダウンロードするオプションをクリックしてください。
一度ファイルをダウンロードすると、別のファイル形式で再度ダウンロードすることはできません。別のファイル形式でダウンロードするには、もう一度文書ファイルを翻訳する必要があります。
このオプションは、DeepL Pro Starterプランおよび無料版では使用できないためご注意ください。プランと料金の詳細については、こちらをご覧ください。